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経営者が考える『ナカノの雇用』とは

経営者インタビュー vol.2
経営者が考える『ナカノの雇用』とは

ーーー雇用に対してどんな考えをお持ちでしょうか。

(沼澤社長)私は常々、雇用の創成は、企業の義務だと思っています。雇用によって、地域に貢献し、社会保障制度を下支えすることができます。雇用を通して社会貢献の実現を目指しています。

ーーー積極的な人材採用が続いています。

(沼澤社長)一般的に、世の中では少数精鋭にいい点数をつける傾向があるのではないでしょうか?しかし、少数精鋭には、負の側面もあります。個人への偏重が過ぎると、いざという時の体力がなく、窮地に立たされます。多勢であることは非効率の反面、体力があると言えます。我が社は創業以来27年間に渡り、リストラをしたことがありません。

ーーー現場の社員率が高いですね。

(沼澤社長)悪く言えば甘いのかもしれません。しかし、熟練社員の方が、初心者より長けているのは間違いないです。私は、半人前の初心者より、1.5人前の仕事をしてくれる熟練社員をとります。

ーーー経験者採用を積極的に行うのはなぜですか。

(沼澤社長)新入社員を採用し、企業アイデンティティーを一から教育し、将来の幹部候補生を育てられれば理想的です。しかし、現在は法人税の負担が大きく、余力がないと感じています。そこで即戦力となる経験者採用を積極的に進めています。

ーーー適材適所が実現されていると社員自らが感じています。

(沼澤社長)入社したときの部署で能力が発揮出来なければ、向き不向きを見極めて、適材適所を判断するのが上司の仕事です。業務は多岐に渡るので、現状であきらめず、可能性にどんどんチャレンジして欲しいです。

ーーー高齢経験者の顧問枠採用も特徴的です。

(沼澤社長)豊富な経験と、専門的知識を持った顧問達は、生き字引です。若手社員を教育し、技術を伝授して欲しい。ある時、顧問達が「新規の仕事をとってきたのに、若手社員が動かない」と抗議しに来たことがありました。私は、「仕事を取ってきて欲しい訳ではないんだ、若手社員をしつけて欲しいんだ」という思いを伝えました。お客様への接し方、上司と部下の関係、車に乗る順序、机に座る順序、稟議書の書き方に至るまで、何でも教えてやって欲しい。若手社員は、顧問達から貪欲に学んで欲しい。経験・知識の学びを自ら請うことが必要です。

ーーー社員教育を見据えた採用を目指しているのですね。

(沼澤社長)あらゆる知識を持った人材がいて、学べるチャンスが沢山ある。事業範囲が広がって、能力を発揮出来る様々な分野がある。枝を広げて、枝をつなげていくイメージで、社員教育の成果を高度なサービスへつなげていきたいと考えています。

ーーー熟練の顧問と若手社員のコミュニケーションは円滑にいっているでしょうか?

(沼澤社長)難しい一面もあります。特に言葉のギャップの問題が気になっています。若手社員に新しいカタカナ言葉や、IT用語を並べ立てられ、生き字引である顧問の腰が引けてしまう。逆に若手社員は、商用語を知らなさすぎると感じるときがあります。ビジネスシーンでは、特に言葉の使い方が重要です。双方に、その点を良く踏まえて行動して欲しいと思います。

ーーー新年会ではとても盛り上がりました。

(沼澤社長)宴の席を楽しむのはよいことです。しかし、日々の業務の中では必要以上に和を重んじることはありません。与党野党があって足の引っ張り合いもあるでしょう。喧嘩をする必要はないですが、友達関係になる必要もない。協力し合いながらも競争精神を忘れず、切磋琢磨することが大切です。要は、協力し合えるライバルでいることです。

〈経営者インタビューvol.2 2015年3月〉
※このインタビューは沼澤社長、web構成委員会のメンバーが参加し、座談会形式で行われました。

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